《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム》

子育て・子どもの教育コンサルタント 嶺井ゆかりです。

必要な時に手を差し伸べてあげられる環境を作りましょう

先日、生徒さんからとても嬉しい話を聞きました。

 

夏休みの自由研究として提出した作品が

科学作品展で学校代表になり、

さらに地区でも選ばれて

地区代表になったとのこと!

 

 

本人は、好きな生き物の飼育記録を1月からずっと続けていて、

「それを提出しただけ」と思っているので

あまり実感がわかない様子でした。

 

お母さまも、とても驚いたそうです。

 

なぜなら、このお子さんは国語が苦手だったから。

 

4年生当時のレッスンの記録を見ると、こう書かれていました。

(自分で記録したものですが、忘れていました)

・音読が苦手。文章を追うのに精一杯で、1ページ飛ばして読んでいるのに本人は全く気がつかない。

・宿題は、出された分の半分とかにして、調整した方がいいなぁ。

・国語の作文単元をやったが、全然のらない(T_T)

 

国語に苦戦していたことを思い出しました。

 

 

・書くこと

・話すこと

このお子さんが「苦手」と感じていたことです。

そのせいか、自分の言いたいことが伝わらなくてかんしゃくを起こすこともあったようです。

 

 

自分の考えや思ったことを表現できる子にしたい。

 

ずっとそう思いながらこのお子さんとレッスンしてきました。

そのためには、普通の国語を教えるだけでは不十分です。

 

 

大切なのは、

「これを書きたい!」

「このことを誰かに伝えたい!」

という気持ちが動く題材です^^

 

 

いちばんいいのは、その子の好きなもの

取り入れることです。

 

 

大好きな昆虫のこと。

その時、興味がわいた生き物のこと。

楽しかったできごと。

 

それらのことを、

時にはおしゃべりしながら「言い回し」を直したり

日記を書きながら表現をチェックしたり・・・・

そんなことをコツコツ続けて1年半。

 

 

6年生になった今では、

大人を納得させるような

論理的な文章を書くことができるようになりました。

 

また、担任の先生から「○○の書く文章は面白い」とコメントをもらったおかげで、

さらに自信を深めたようです。

 

 

「成長しましたね~」と

最近はお母さんとよく話していました。

 

 

そうしたら、前述の快挙!!

本当にうれしいです。

 

 

好きなものには、トコトンのめり込む。

だから「書きたい」「話したい」と思うのです。

 

 

相手に伝えたい!と思うから

たどたどしくても一生懸命話すのをやめないのです。

 

そうしているうちに

話す力・考える力がついてきます。

 

 

でも、書く力・まとめる力がまだ育ってないので

観察記録をつけていても

途中で壁にぶち当たります。

 

 

やっぱりやめた!

今まではそれの繰り返しだったそうです。

 

 

大人がサポートしてあげるのは、そこです。

 

 

困ったときに

本人が必要だと感じたときに

教えてあげられる環境を用意しておくこと。

 

そのポイントがうまくいったおかげで、

このお子さんは観察記録を書き続けることができました。

 

 

お母さんのフォロー・お子さんへの寄り添い方が

とても素晴らしかったです。

 

根気強くお子さんに寄り添って

励ましてあげていました。

 

 

お子さんを100%信じて関わるお母さんの姿勢。

プラス

私という専門家のサポート。

 

 

この二つが車の両輪みたいにうまく回ったなあ・・・と。

子どもの「好き」を追求してよかったなあ・・・と。

 

今、しみじみ思っているところです。

 

 

あなたのお子さんが、もし、今、

勉強ができない

落ち着きがない

困った行動ばかりする

など、マイナス面ばかりが目につくようでも

 

 

一年先はどうなっているかわかりません。

 

 

お母さんが子どもを信じること。

その子の好きなもの、得意なことをのばしてあげようと二人三脚で楽しむこと。

専門家から適切なアドバイスを受け、お母さまご自身の心の安定を心がけること。

 

 

そうすることで、

お勉強が

得意になることだって十分ありえるんですよ^^

 

 

お子さんは、日々成長しています。

お子さんの良さに目を向けてみてくださいね。

 

昨日より今日、

今日より明日。

 

小さくても確実に成長していることに気づいてほしいです。

 

 

私の運営しているTeaTree学びのルームでは、

お子さんの「好き」「得意」を生かした学習支援をしています。

 

通い始めてすぐ大きな変化は起こりません。

でも、

1ヶ月。

3ヶ月。。

半年。。。

 

じわじわとお子さんに変化が起こってきます。

 

 

10月はZOOMでの教室説明会が4回あります。

個別説明会なので、他の方の目を気にせずご相談いただけます。

 

まずは説明会にお越し下さいね。

【TeaTree学びのルーム 教室説明会】

https://resast.jp/page/event_series/66824

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。



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《発達凸凹っ子小学生の「学び」コーチ》
《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム(沖縄)》運営
《一般社団法人 日本メンターコーチ協会認定 メンターコーチ》

子育て・教育コンサルタント 嶺井 ゆかり


★どんな子どもも〈学びの土台〉をしっかり作れば、生き生きと学校生活を送れるようになる!★
いう信念で、28年間勤めた公立小学校を早期退職し、「TeaTree学びのルーム」を開業しました。

◎算数が苦手な子に優しく楽しく教えます。
◎《認知トレーニング》で学びの“土台”を強化するレッスンを行います。
◎大人(保護者・支援者)向けの教育コンサルティングを行います。

◎小学校の先生に《未来を拓くインクルージョン学級経営講座》を開催しています。  






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