《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム》

子育て・子どもの教育コンサルタント 嶺井ゆかりです。

勉強が苦手な子は、ちゃんと見えてないかも知れない

某小学校のボランティアに行ってきました。

2回目です。

今回は、1回目とは別のクラス。
なので「2組」と表記しますね。


2組で「認知機能トレーニング(通称コグトレ)」をしました。

これは
「見る力」「聞く力」「想像する力」を鍛えるトレーニングです。


「聞く力」「想像する力」をトレーニングするのはわかるけど、

「見る力を鍛えるってなに?」
「視力が上がるの?」
って思いましたか?

フツーに学校に通ってて、
読み書きできるから、「見えてる」よね?
って、、フツーはそう思いますよね。


でもね、例えば

・漢字が覚えられない
・数が数えられない
・板書が苦手
・よく迷子になる
・さがし物が多い

そういうお子さん、いませんか?


これ、「見る力」が弱い可能性があるんです。



2組さんで
【10個以上書かれている☆の絵を、3個ずつかこむ】というワークをしました。
実際に使ったワークシートがなくてごめんなさい。
想像してみて下さいね。

普通、隣り合った☆を3つずつ、囲みませんか?


「見る力」が弱い子は、これができません。
☆を“3つのまとまり”で認識することが難しいのです。

だから、囲むときも、
離れた☆を囲んでしまいます。



では、こういう子は、実際どんな場面で困るのか。です。



例えば、授業中、
「教科書15ページの問題をみて」と先生の指示があったとします。

ふつうは、「例題」「説明」「練習問題」などをそれぞれ“まとまり”として認識するので
【問題】をすぐに見つけることができます。

でも、“まとまり”を認識する力が弱い子は、
15ページを見て「問題ってどれだ?」と見つけるのに時間がかかってしまいます。

そうこうしているうちに
授業はどんどん進んでしまい、
置いてけぼりになってしまう・・・・


それが積み重なると、授業についていけなくなり、
その結果、勉強がわからなくなってしまうのです。



勉強ができない子の「できない」原因はいろいろある、ということです。


そしてやっかいなことに、
「見る力」が弱い子は、
自分が「見る力が弱い」と気づいていません。

だって、他の人が自分と違う見え方をしていることを知らないから。



できない原因は「能力」ではないのに、
「自分は頭が悪いんだ」と思ってしまったとしたら・・・・


こわいですね。



コグトレのプリントをやると、
その子の「ものの見方=見え方」の特徴がわかります。

「見え方のくせ」と言ったほうがわかりやすいかな。


プリントをやることで「くせ」が見える化できるので、
本人も、まわりの大人も「こう見えてたんだ!」と気がつきやすい。

なので、修正をかけやすくなります。


そして、
見る力の弱い子どもたちも、少しずつ
正しい見方ができるようになってきます。


その結果、
・落ち着いてくる
・成績が少しずつ上がってくる

という変化が現れてくるんです。


コグトレって、すごいと思いませんか?

コグトレを通して
力をつけていく子どもたちを見ると
「全国でどれだけの子どもたちが救われていることか、
どれだけのお母さんお父さんが喜んでることか、、、
開発者の宮口先生、ありがとうございます!」
っていつも思ってます(*^_^*)


宮口先生は、
『ケーキの切れない非行少年たち』の著者です。



TeaTree学びのルームの生徒さんも成果が出ています。

先日は、科学作品展で入賞した!と
6年生のお母さんから喜びのメッセージが届きました。

4年生のお母さんからは
「担任の先生から“落ち着きましたね。今のところ問題ありません”って言われてホッとしました。」
という報告もいただきました。



某小学校の1組さん・2組さんでも
数ヶ月後には変化が見られることでしょう。

楽しみです^^



TeaTree学びのルームでは、
認知機能トレーニングを中心とした学習支援をしています。

もちろん、国語・算数の教科も教えています。


くわしく知りたい方は、【教室説明会】(オンライン)にご参加ください。

お申し込みはこちらから。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


子どもの才能を引き出す教室
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TEL:070-3802-4086

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《発達凸凹っ子小学生の「学び」コーチ》
《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム(沖縄)》運営
《一般社団法人 日本メンターコーチ協会認定 メンターコーチ》
《「7つの習慣J(R)」正規認定講師》

子育て・子どもの教育コンサルタント 嶺井 ゆかり


★どんな子どもも〈学びの土台〉をしっかり作れば、生き生きと学校生活を送れるようになる!★
いう信念で、28年間勤めた公立小学校を早期退職し、「TeaTree学びのルーム」を開業しました。

◎算数が苦手な子に優しく楽しく教えます。
◎《認知トレーニング》で学びの“土台”を強化するレッスンを行います。
◎大人(保護者・支援者)向けの教育コンサルティングを行います。

◎小学校の先生に《未来を拓くインクルージョン学級経営講座》を開催しています。  









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