《子どもの才能を引き出すアプローチ☆TeaTree学びのルーム》

子育て・教育コンサルタント 嶺井ゆかりです。

『三方よし』のチーム支援

今日は、昔、5年間勤務していた小学校に行ってきました。

もちろん「教員」としてではありません。

クライアント様から依頼されて
担任の先生達との担当者会議に参加するためです。





今では、
担当者会議・モニタリング会議などに
担任や特別支援コーディネーターが参加することも
一般的になってきました。

お子さまに関わる全ての大人が、
共通認識を持ってお子さまの支援にあたる。

それができると
ストレスは小さく、
充実感は大きく
なるのではないかと思っています。




この会議で陥りがちなのは、

学校と家での子どもの「様子」を話して、
お互いに“できていないこと”の確認になりがちなことです。

「○○ができていません。」
「○○に困っています。」
「じゃあ、気をつけて声かけをしましょうね」
みたいなかんじ・・・。


せっかく時間を取って話し合いの場を作っているので
もう少し具体的な話をしたいです。


■子どもが困っていることは何なのか。
■それを解決するためにどんな支援方法が考えられるのか。
■人的資源の限られた学校で、どの支援を優先的に始めるか。


そのようなことを、
現在のお子さまの様子を織り交ぜながら話し合います。



そして、
■「だれが」「いつ」「どんな支援をするのか」をできるだけ具体的にする。
■いつまでをメドに、その支援をするのか。

などを具体的に話し合うと、
先生方もピンポイントでお子さまの支援ができるはずです。


行った支援がうまくいくと、
その支援の「目標」を達成するので、

また一歩進んだ目標を立てて
そのための支援方法を考えて実践する。

その繰り返しです。





今日の会議では、
プランニングが苦手なMくんの
陥りがちな(これまでもつまづいてきた)事例について、具体的な教室での場面で考えていきました。


かなり具体的な支援策がまとまりました。


そして、
短期目標としては
『成功体験を増やし、ルーティンとしてできるようになること』が当面の目標になりました。

新しい生活がスタートした4・5月の
いい目標ができたと思います^^。



「1年が終わる頃には、提出物を出すことが習慣化することが目標ですね」とコーディネーターの先生からの言葉もありました。

長期目標も決まった感じです^^




勉強面でも支援をお願いしたいことはいくつかありますが、

取りあえず、Mくんの「苦手さ」が大きい事柄について確認し、
学校での「行動観察」をしてもらうようお願いしました。

その方が、先生方もMくんの困り感を具体的に認識しやすいからです。



支援策を考えるのは
それからでも遅くありません。



お子さまにとっても
保護者様にとっても
担任の先生にとっても

『三方よし』
になるような
チーム支援。



それを目指して活動しています^^



最後までお読みいただきありがとうございました。



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《発達凸凹っ子小学生の「学び」コーチ》
《子どもの才能を引き出すアプローチ☆TeaTree学びのルーム(沖縄)》運営
《一般社団法人 日本メンターコーチ協会認定 メンターコーチ》

子育て・教育コンサルタント 嶺井 ゆかり


★どんな子どもも〈学びの土台〉をしっかり作れば、生き生きと学校生活を送れるようになる!★
いう信念で、28年間勤めた公立小学校を早期退職し、「TeaTree学びのルーム」を開業しました。

◎《認知トレーニング》で学びの“土台”を強化するレッスンを行っています。
◎大人(保護者・支援者)向けの教育コンサルティングを行っています。
◎小学校の先生に《未来を拓くインクルージョン学級経営講座》を開催しています



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