《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム》

子育て・子どもの教育コンサルタント 嶺井ゆかりです。

「ムリ!」と逃げ出した・・・トホホ。


11月、新たなチャレンジを始めました。

縁あって、某小学校でボランティアをさせていただくことに。

今日は、初日でした。



頭で考えていたのとはかなり違い、、、
泣きそうでした(^0^;)


環境の変化に弱いレッドさんが大荒れで・・・
私を見るなり、「ムリ!」と言い、逃げ出したんです。

※レッドさん、というのは私のイメージ♪
  特に意味はありませんので、
  Aさん、Bさん、的なカンジで読んでください。


すぐに戻ってきましたが、
授業をすることはできませんでした。


大荒れのレッドさんに絶句している私に
パープルさんは「大丈夫?」と心配してくれ、
ブルーさんも「かわいそう」と言ってくれました。

また、オレンジさんは、両手を開いて私の前に立ち
私を威嚇するレッドさんから守ろうとしてくれました。


ありがたかったなあ。
優しかったなあ、子どもたち。



でもね、これは
レッドさんが悪かった、という話ではなくて。。。


この子が「ムリ!」と言ったのはなぜだろう?
というところをお話したかったのです。


人は、みんな、違った「パラダイム」を持っています。
つまり、「思い込み」です。


ミミズをみて「かわいい」と思う人がいれば、
「気持ち悪い」「土を耕してくれるえらいヤツ」と思う人もいます。

その思い込みは、その人の
過去の経験に紐付いています。



レッドさんが私を見て「ムリ!」と言ったのは
私がおばさんだったから?
めがねをかけていたから?
青い服を着ていたから?
レッドさんにとって
おばさん=口うるさい、とか
めがね=きびしい、とか
青い服=イヤな思い出、とか
「マイナス」の思い込みがあることは
間違いありません。



そのパラダイムを、どうやって変えていくか?です。


今のところ思いつくのは、「時間」かな。

私と接する回数を重ねていくことで
レッドさんのパラダイムをかえていくしかないかな、と思っています。


ちなみに、、、
30分後、子ども達と一緒にミミズを探したら、
レッドさんは私と普通に会話していましたよ。
うれしかったな(*´∀`*)


帰り際に
「また来週ね~」と言うと、、、
パープルさん「やった~」
レッドさん「もう来んな!」
ブルーさん「え~(また来るの?)」
く、、くじけそうm(_ _)m



マイナス発言の言葉の裏には、、、
「なにをさせられるんだ?」
という《不安感》が見え隠れしています。


子ども達との距離が、
これからどんな風に縮まっていくか。。。

そして、コグトレの成果がどんな風に出て行くか。。。

これからの展開が楽しみです^^





子どもの困った行動には、
必ず「理由」があります。


低学年であればあるほど、
その理由を言語化できません。


自分のことを言語化できる。
そして、自分の状況を解決するために
誰かの力を借りることができる。


そんなコミュニケーション力をつけるために
「コグトレ」を一つのツールとして使っています。


週に一度のボランティアではありますが、
子ども達によい変化が訪れるのを信じて
続けていきたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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《発達凸凹っ子小学生の「学び」コーチ》
《子どもの才能を引き出す教室☆TeaTree学びのルーム(沖縄)》運営
《一般社団法人 日本メンターコーチ協会認定 メンターコーチ》
《「7つの習慣J(R)」正規認定講師》

子育て・子どもの教育コンサルタント 嶺井 ゆかり


★どんな子どもも〈学びの土台〉をしっかり作れば、生き生きと学校生活を送れるようになる!★
いう信念で、28年間勤めた公立小学校を早期退職し、「TeaTree学びのルーム」を開業しました。

◎算数が苦手な子に優しく楽しく教えます。
◎《認知トレーニング》で学びの“土台”を強化するレッスンを行います。
◎大人(保護者・支援者)向けの教育コンサルティングを行います。

◎小学校の先生に《未来を拓くインクルージョン学級経営講座》を開催しています。  






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